脳をハックされるな!高校生の質問に答えてみた。Part.02
「集中するために最適な環境は?」
こんにちは。
本日から171cm、100kgの方のダイエットのコンサルティングがスタートしました。1年で20kg減量したパーソナルトレーナーの方に食事管理を担当していただき、その管理に則った行動習慣を共に作っていきます。
まず日々の食事と摂取カロリーを視覚化し、今の体重(100kg)を作っている原因を明確にしていきます。
何を食べてよくて、何を食べてはいけないのか。これを理解して、食べて良いものを積極的に食べることで体重をコントロールしていきます。このルールを守れればもちろん痩せれます。(それが難しいのですが。笑)
まずはルールを守れる脳と、守れない脳があることを理解すること。そこからルールを守れる脳へシフトさせる。
「神経可塑性」=「Neuro plasticity」。これがポイント。
目標は3年後に65kg。今から楽しみです。
ということで本日も、現在情報提供させて頂いている高校の生徒さんから頂いた質問に答えていきたいと思います。
本日の質問は「集中するために最適な環境は?」です。
普段から自分の注意をコントロールすることに慣れている人は、注意を向けたい対象に注意を集めることが得意です。例えば、うるさいカフェでも気にせず勉強できる、電車で隣の人が大きな声で話していても気にせず本を読めるとか。
ただそれを苦手とする人からすると、なかなか集中することが難しかったりします。(お箸を使わない国の人が、初めてお箸を使う時みたいに。要はお箸も集中も慣れれば操れます。)
注意をコントロールできない要因は様々ありますがいくつかあげてみます。
1.注意をコントロールする脳の神経回路を普段使っていない。
2.注意を向けようとしている対象にそもそも興味がない。
3.集中を阻害するものがあって、気になってしまい集中できない。←今回はこれ。質問が「集中できる環境は?』なので。
結論を先にお伝えすると、「注意を引きつけられる対象を排除する。」です。
これが一番手っ取り早い。
物事には原因と結果があります。集中できる環境を理解するには、まずはどんな環境が自分の集中を脅かしてくるのかを理解することが大切です。
生徒の皆さんにはすでにお伝えしましたが、人間の注意は普段の環境にない異質なもの、刺激の強いものに惹きつけられやすいです。「NA=ノルアドレナリン」
すなわち自分にとって異質なもの、刺激が強いものが飛び込んで来ない環境を作る必要があります。
何度も言いますが、まずは方法ではなく、原因を理解することが極めて重要。
「課題をやらなきゃ!」と思ってレッドブルを飲んでも、目の前におやつがあって、テレビがあって、スマホまであって、晩御飯の準備をしてくれている台所から良いにおいがしてくる。こんな環境は集中するのが難しそうですよね?笑
もちろん人によってどんなものに注意を引きつけられやすいかが異なるので、自分が集中できない状況をまず認識しましょう。
集中を阻害しがちなもの。
・話しかけてくる他人
・スマホ
・テレビ
・おやつ
・睡魔
・漫画
などなど。
簡単にいうとこういうものがない環境を作ることです。
僕の場合は
・家にテレビを置かない。
・眠くなるので集中したい時間帯にの前の食事は避ける。
・甘い飲み物は飲まない。(基本的に水とコーヒーのみ。)
・スマホの通知が来るとつい開いてしまうので、ほとんどのアプリを通知オフにする。そしてスマホの画面は下に向けて見えないようにする。
(連絡に気づかず待ち合わせの時間に気づかないことがあるので注意です。ねっ、先生。笑)
そして一日のやることが終わったら、全てを解禁します。ご褒美です。笑
ぜひ皆さんも、今一度自分の注意を削ぐものは何かを考えてみてください。原因がわかれば、対処法が見えてくるはず!健闘を祈る!
#自分の人生をセルフハック!
「本当は1.注意をコントロールする脳の神経回路を普段使っていない。2.注意を向けようとしている対象にそもそも興味がない。この2つがより重要だと思ってます。注意はコントロールできる。注意を向けたい理由と向ける意義を感じている。DAです。またそんな話も取り上げましょう。」