凡人のあなた必見!コロンビア大学、成功者の9つの原則
本日は、成功は正しい選択と行動によって生まれるとい事実を解説します。決して先天的なDNAの持ち主や天才だけが成功するわけじゃないんです。
「えっ?本当に?」
さっそく解説していきます。
このことはコロンビア大学の社会心理学者ハイディ・グラント・ハルバートンさんの著書で詳しく解説されています。長年の心理学研究で発表されてきた複数の論文を総合的に分析した内容(いわゆるメタ分析)なので信憑性は高いですね。「なぜ、あの偉人は成功をおさめられたのか?」この問いに対する答えがあるということなんです。必見!
その9つの原則がこちら。
⑴目標に具体性を与える。
⑵目標達成への具体的な行動計画を作る。
⑶目標までの距離を認識する。
⑷現実的楽観主義者になる。
⑸「成長すること」に集中する。
⑹「やり抜く力」を持つ。
⑺筋肉を鍛えるように、意志力を鍛える。
⑻自分を追い込まない。
⑼「やめるべきこと」より「やるべきこと」に集中する。
これが仕事、プライベートに関わらず、目標を達成した人たちが行なっていた共通の行動パターンだそうです。私が起業して初月から事業を成功させ、その後転落した経験にとても当てはまります。笑 子どもの時に知りたかったし、子どもたちに知ってほしい!!
各項目を解説すると一冊の本くらいのボリュームになってしまうので、要点のみ解説します。(詳しく理解したい方は、ぜひ実際に本を読んでみてください。)
まずは理解しやすいように、各項目をダイエットを頑張っている女性を例に説明します。
⑴目標に具体性を与える。
やせて素敵な人に出会って結婚したい!だから今日か頑張る!→抽象的
半年後までに8キロやせる。そのために毎日19時〜20時はジムに行く。→具体的
具体的で行動する内容まで明確ですね。抽象的だと一瞬モチベーションは上がりますが、行動が明確じゃないので続きません。結果やせれない。
⑵目標達成への具体的な行動計画を作る。
いつどこで何をするかを明確にする。いわゆる「if-thenプランニング」です。if-thenプランニングとは「もし〜した時〜する」と自分で事前にルール决めしておくという、心理学では有名なテクニックです。これを行うと行動できる確率が2〜3倍上がるとされています。例)仕事が終わったら駅の方向ではなく、ジムの方向へ向かって歩く。
⑶目標までの距離を認識する。
⑴で設定した目標達成までの進捗をモニタリングします。自ら行うことはもちろん、すでにその目標を達成している第三者からのフィードバックを受けるとより効果的です。最近はやりのパーソナルジムは効果が出やすいのも納得ですね。
⑷現実的楽観主義者になる。
簡単にできると考えず、困難を乗り越えないといけないことを事前に認識する。ポジティブに考えすぎると、そのイメージに満足してモチベーションが続きません。「毎日ジムに行くだけでいいんだ!」ではなく、「仕事で疲れているときは辛く感じる時もあるだろけど、それを乗り越えてこそやせられる」と事前に困難を想定しておきます。
⑸「成長すること」に集中する。
成功よりも、成長を意識しましょう。ダイエットする前に理想のスタイルの人と自分を比較したり、成功した後の自分をイメージしすぎると、劣等感を感じてモチベーションが下がります。それよりも昨日の自分と比較し、成長することに意識を向けます。「あと7キロもやせれば目標達成だ!」ではなく「一週間トレーニングを続けられた!」と考えると成長を感じれます。ですのでSNSなどでスタイルのいい人の画像ばかり見てるとかなり危険なので注意してください。劣等感で溢れます。笑
⑹「やり抜く力」を持つ。
固定観念を持っていることを認識するとことが重要です。これまで成功体験がなかったり、失敗の経験が多いと、苦手なことについて「自分には向いていない」という固定観念が働きます。これでは強烈な逆風です… それはただの自分自身の固定観念があることを認識し、苦手なことでも継続すればできると認識する。そのために「ジムはどうせ続かない…」ではなく「続けたことがないから、続けてみよう」と考えます。続けたことがない人は、その分伸びしろがあることを認識するべきです。
⑺筋肉を鍛えるように、意志力を鍛える。
意志力とは自分自身をコントロールする力のことです。些細なことを継続するだけでも意志力は鍛えられることが分かっています。「猫背になっていると気づいたら姿勢を正す。」「エレベーターではなく階段を使う。」など。
⑻自分を追い込まない。
ヒトの脳はナマケモノ。意志力には限界があるので、2つ以上の目標は立てず1つに集中しましょう。「二兎追うものは一頭も得ず」、昔のことわざも研究で証明されているんですね。そして、努力するよりも誘惑が少ない環境をつくると効果的です。「お米を食べるのを我慢する!」ではなく「そもそも家にお米を置かない。」
⑼「やめるべきこと」より「やるべきこと」に集中する。
「やめるべきこと」つまりやっていけないことを考えると、その行動への衝動が高まってしまいます。「炭水化物を食べてはいけない!」と考えると炭水化物を想像してしまうので、我慢しづらくなります。「〜しない」ではなく「〜する」という目標設定を意識しましょう。
ざっとまとめましたがいかがでしょう?過去の体験と重ねてみてください。
4年前、開業初月から約30万円の利益、その後4ヶ月目には営業チームの統括をしていました。独立開業した当時の私自身の経験を振り返ってみても、独立して軌道にのるタイミングはこの法則に則っていました。そのあと事業がうまくいかない状況のときは⑴の目標が明確ではなかったです。⑴の目標が明確でないと、他の項目も曖昧になってしまうのでうまくいかなかったです。当時を振り返ると怖いくらい納得です。笑
この内容を見て、「正直これはけっこう面倒くさいな…」と思ってしまうかたも多いと思います。でもそれは当然。笑 厳しいことを言うと面倒くさいと思っているから、これまで成果が出ていないんです!!成果を出している人の習慣なので、この習慣を意識して身につけることから始めていってみてください。習慣になればやらないほうが、面倒くさくなります。
今日は「コロンビア大学の成功者の法則!目標達成の9つの原則」と言う内容でお届けしました。先天的な才能ではなく、日々の正しい行動、習慣こそが成功に導きます。何かを実現したい、達成したいと考えている方は、ぜひ試してみてください。より詳しく理解したい方は実際に本を読んでみてください。1時間くらいで読めるページ数でわかりやすくまとめられているのでオススメです♫ ではまた!
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